動かした歯がもとに戻らないように、歯を押える期間。
歯を押えておかないと、歯は確実に後戻りします。少し後戻りすれば、少し動かなかった事と同じです。変化がなくて患者さんにはつまらない期間ですが、どうしても必要な大切な期間です。
- Begg type retainer (前が金属の針金のタイプ)
- Begg type retainer (前が透明なタイプ)
- インビジブルリテーナー(透明なプラスチックで歯を覆うタイプ)
- スプリングリテーナー
※ 歯が動く仕組み・・・
矯正治療の際、歯をワイヤーなどで押すとなぜ歯が動くのでしょう。ワイヤーで歯を押すことによって、直接歯を動かしているのではありません。ワイヤーで歯を押すことによって、骨の中の歯の周りに、貧血帯と呼ばれる血が流れにくい部分を作りだし、新しい栄養が来ることを抑制し、新しい細胞ができないようにしているのです。こうすることによって、歯の周りの骨が徐々に壊れ、穴が空いてきます。できた穴に歯が移動すれば、歯の移動の完成です。
しかし歯が移動した後には、もともと歯があった場所に穴が空いたままです。その穴に新しい骨が出きるまでは、歯を押えておかないと、歯は後戻りしてしまいます。つまり保定観察期間は骨が出きるのを待っている期間なのです。
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